こんにちは。
早いもので今年もカレンダーが残り1枚となりました。クリスマスまであと約2週間、今年はちょうど土・日にあたり、すでにご予定を立てていらっしゃる方も多くいらっしゃることと存じます🎄
さて、12/5(月)~12/6(火)は「ホテルニュー水戸屋に泊まる!秋保温泉と松島のカキ詰め放題」ツアーへ行ってまいりました!
今回のツアーは、観光盛りだくさん!というよりは、温泉でゆったりと1年の疲れを癒していただくことが目的でしたので、朝はゆっくり10:40に登米市役所前を出発いたしました。
遅めの出発でしたので、仙台に到着する前にまずは昼食です。
多賀城市の中心あたりに位置する、美彩ダイニング湯田さんで和食をいただきました。お刺身や天ぷら、焼き魚など、目でも楽しめるお料理で、お客様にも好評でした。
お腹を満たして、次に向かったのは、多賀城市立図書館と蔦屋書店が融合したTSUTAYA図書館。JR多賀城駅の目の前に位置し、レンタルDVDでお馴染みのTSUTAYAの図書館で、佐賀県武雄市、神奈川県海老名市に続き、国内で3館目として2016年にオープンしました。一見、図書館には見えないような、とてもスタイリッシュな外観となっています。スターバックスコーヒーやコンビニエンスストア、レストランを併設しており、ペットボトルなどの蓋付き容器に入った飲み物は閲覧スペースに持ち込むことができるそうです(一部対象外の区画あり)。約25万冊の書籍は、数の多さもさることながら、見上げただけでも圧倒されました。皆様も「素晴らしいね。登米市にもあったらいいのにな。」とおっしゃられていました😊今回は約40分ほどの滞在時間でしたが、1日のんびり時間を過ごすのもよさそうだなと感じました!
多賀城を後にし、仙台市へとバスを走らせ、鐘崎笹かま館へ。
皆様は「宮城といえば?」と聞かれたら何を思い浮かべるでしょうか。まず笹かまぼこや七夕まつりを思い浮かべる方も多いと思います。
鐘崎笹かま館は、宮城の食と文化に触れるアミューズメント施設で、1階には笹かまぼこなどのお土産品の販売スペースやカフェがあり、2階には笹かまぼこや揚げかまぼこ作りの体験コーナー、影絵作家・藤城清治氏の作品を展示したメルヘンサロンもあります。メルヘンサロンでは、光と影で表現された繊細な作品に、皆様感動されていました。中には、東日本大震災で被災した名取市の様子を表現した作品もありました。
また館内には、七夕飾りを常設展示した日本で初めての施設、七夕ミュージアムを併設しています。仙台七夕まつりは、伊達政宗公の時代から続く伝統を誇り、毎年8/6~8/8の3日間開催されます。2020年には新型コロナウイルス感染拡大により戦後初めて開催中止となり、2021年は規模を縮小して開催、今年はイベントなどは中止となったものの、感染症対策を行ったうえでようやく通常規模の飾り付けがされました。通常はまつり開催時しか見ることのできない七夕飾りを、七夕ミュージアムでは、一年を通して、見て、触れることができます。七夕飾りに欠かせない、短冊や折り鶴などの七つ飾りには、それぞれ、無病息災、豊漁・豊作、健康長寿などの願いが込められ、すべて手作りされているそうです!祭りの賑わいや情景が目に浮かんでくるようでした🌟
まだ日が明るい中、宿泊先の秋保温泉へ。今回のお宿は、3つの大浴場で16趣もの湯めぐりが楽しめる、ホテルニュー水戸屋さんです。15:00過ぎ頃に到着し、夕食まではたっぷり時間があったので、さっそく温泉を楽しまれたり、お部屋で一息ついておしゃべりを楽しんだり、それぞれゆっくりとおくつろぎになられたようです。仙台の奥座敷・秋保温泉は、有馬温泉・道後温泉とともに、日本三御湯と称され、泉質はナトリウム塩化物泉、神経痛・関節痛・五十肩・冷え性などに効果があるとされています。今年1年の労をねぎらい、ゆったりと体を休めていただきました。
2日目の朝は、ホテルを10:00に出発して、秋保温泉名物・おはぎの名店“主婦の店さいち”に立ち寄りました。小さなスーパーマーケットですが、おはぎを求めて行列のできる大人気店です!お目当てのおはぎを購入し、続いて約5分ほどバスを走らせ秋保ヴィレッジへ向かいました。
秋保ヴィレッジは、仙台土産の定番・喜久福でお馴染みのお茶の井ヶ田さんが運営する、産直市場“アグリエの森”をはじめ、土産物店、フードコート、足湯や公園を併設するレジャー施設です。秋保温泉を訪れる方の定番の立ち寄りスポットとなっています。アグリエの森では、全国旅行支援の地域クーポン券を使うこともできました!今回のツアーでは、地域クーポン券がお1人様につき3,000円分付いていましたので、お得にお買物をお楽しみいただきました。団体のお客様に、お土産に千日餅をお1人1個ずついただきました♪
仙台に別れを告げ、お次は港町・塩釜市へ。仙台市中心部から約40分ほどで行ける距離にある、塩釜水産物仲卸市場を訪れました🐟
塩釜港は、日本有数の生マグロの水揚げ量を誇り、三陸東沖で9月~12月にかけて塩釜市魚市場に水揚げされるメバチマグロの中でも、いくつかの条件を満たした40kg以上のメバチマグロは“三陸塩竈ひがしもの”と認定され、ブランドとなっています。塩釜水産物仲卸市場は、一般のお客様でも卸値で購入することができる数少ない市場なんです!場内で購入した魚介類は、その場で焼いたり、海鮮丼にしたりして食べることもできます。こちらでも、地域クーポン券が使えました♪新鮮で活きのいい海産物がずらっと並び、店舗数は東北最大級の規模なんだそうです。約1時間滞在し、お買物はもちろん、活気あふれる市場の雰囲気もお楽しみいただきました。
昼食は、塩釜市のお隣、松島町にあるたいかん亭さんで、和食御膳をいただきました。海鮮鍋にお刺身や天ぷら、小鉢が付いていて、冷えた体に染み渡るような温かいお鍋はお出汁が効いてとても美味しかったです。
昼食後は、約50分ほど自由散策の時間を取りました。
松島は、京都の天橋立、広島の安芸の宮島とともに日本三景と呼ばれる、言わずと知れた名勝地です。松島湾遊覧船や、伊達政宗公が造営した国宝瑞巌寺、美しい庭園が有名な円通院、旧松島水族館跡地に建てられた新しいスポット・松島離宮など、観光スポットやグルメスポットがコンパクトに点在しており、街歩きを楽しむことができます。大小260余りの島が浮かぶ松島湾の風景はまさに絶景で、松尾芭蕉が詠んだ句「松島やああ松島や松島や」はあまりにも有名ですが、芭蕉が言葉に言い表せなかった松島の美しさを、私たちも改めて実感してまいりました。
再集合後は、松島海岸レストハウスで牡蠣の詰め放題を体験していただきました。松島湾の遊覧船を運航する丸文松島汽船さんが運営され、奥松島産の新鮮な殻牡蠣を、手袋をしながら箱に詰めていきます。うまく詰めると30個ぐらい入るそうです。約20分間、1個でも多く詰めようと四苦八苦しながらも、わいわいと楽しまれていらっしゃいました。今年は牡蠣が不漁で価格が上がっているそうですが、お得な詰め放題にお客様も大変喜ばれていました。昼食を食べたばかりでしたが、新鮮な牡蠣の海の香りに食欲をそそられ、お客様も持ち帰って食べるのをとても楽しみにされていたようでした😊詰め放題は11月中旬~3月初旬まで楽しむことができます。
バスに牡蠣の箱とたくさんのお土産を積み込んで、登米市へと帰ってまいりました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
「秋保温泉と松島のカキ詰め放題」は12/18(日)も催行が決定しております。行程は今回とほぼ同じですが、12/18は、磊々峡を眼下に望む宿・秋保グランドホテルに宿泊します。磊々峡(らいらいきょう)は、名取川が侵食してできた巨岩奇石が美しい峡谷で、約650mの遊歩道も整備され、散策しながら四季折々の美しさを愛でることができます。橋のたもとにはハート形のくぼみがあり、恋人たちの聖地にもなっています♥ホテル滞在中に散策されてみてはいかがでしょうか。夕食・朝食はビュッフェで、お好きなものをお好きなだけお召し上がりいただけますので、小さなお子様や、好き嫌いが多い方にもおすすめです!まだ若干数のお申し込みを受け付けておりますので、お気軽にお問合せくださいませ。
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