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2023.12/7-9「フジドリームエアラインズで行く出雲大社・足立美術館」ツアー催行しました!

更新日:2023年12月18日



こんにちは。

クリスマスも目前に迫り、イルミネーションの美しい時期となりました🎄

 

さて、12/7(木)は「フジドリームエアラインズで行く出雲大社・足立美術館2泊3日」で島根県へ行ってまいりました。仙台空港⇔出雲縁結び空港の直行便は、2024年1月8日をもって運休が決定されています。直行で行けるのも残りわずか、運休間際の駆け込みで行ってまいりました💨

 

仙台空港12:05発の便に搭乗するため、登米市役所前を9:30に出発しました。登米市役所前⇔仙台空港間は、新栄観光バスさんに送迎していただきました🚌ちょうどお昼の時間帯の飛行機のため、昼食はバス車内で各自お済ませいただきました。

 

11:00過ぎに仙台空港に到着、手続きを済ませ、定刻通りに出雲へ出発いたしました🛫

途中、機内からは富士山も見えました🏔まるで雲の帽子をかぶったように山頂に雲がかかっていました(笠雲と呼ばれ、雨が降る前兆なんだそうです)。

お菓子のサービスや、「空からマップ」という手書きの日本地図の配布などがあり、快適な空旅を楽しむことができました😊

 

出雲縁結び空港には定刻よりも少し早く到着し、ここからは貸切バスに乗り換えて観光へと出発しました。現地の移動は仁多観光さんにお世話になりました🚌


当初の予定にはなかったのですが、行程を一部変更して、まず稲佐の浜を訪れました。

出雲には、旧暦の10月に全国の八百万の神様が出雲大社の祭神・大国主大神のもとに集まり、“神議り(かみはかり)”という会議を行うという神話があります。この会議は“神在祭”とよばれ、参加される神様たちは、まず稲佐の浜に迎えられ、その後“神迎の道”を通って大社境内へと向かうと言い伝えられています。

浜には“べんてんさん”の愛称で親しまれる弁天島があり、岩上には豊玉毘古命を祀る小さな祠があります。

波が引くのを見計らって、波打ち際まで走り、砂をすくいました。稲佐の浜の砂は、出雲大社に納めると、お清めの砂と交換することができます。

 

皆様無事に砂を持ち帰り、いざ出雲大社へ!

案内ガイドさんに同行していただき、2班に分かれてご案内いただきました。

“いずもたいしゃ”と呼ばれることが一般的ですが、正式には“いずもおおやしろ”といいます。縁結び・福の神様として知られ、境内には御本殿・拝殿・神楽殿などがあり、御本殿は神様への感謝を伝える場で、拝殿は願い事をする場となっています。

神楽殿には有名な大注連縄があります。出雲大社の注連縄は、左右の向きが一般的な神社とは逆に張られているそうです😲


御本殿の背後に建つ素鵞社(そがのやしろ)には、縁の下に砂を納めるところがあり、稲佐の浜ですくってきた砂を納めると、代わりにお清めしてある砂を袋などに入れていただいて帰ることができます。持ち帰った砂は厄除けや魔よけの効果があるといわれ、自宅や建物の四隅に置いたり、お守り袋などに入れて持ち歩くことでご利益を授かるとされています。


出雲大社には、出雲に伝わる神話”いなばのしろうさぎ”をモチーフにした大国主大神様とうさぎの青銅の像があり、その他にも66羽の可愛らしいうさぎの石像があります🐰合掌しているうさぎや本を読んでいるうさぎなどがあり、散策しながら探すのもお楽しみの1つです。

参道周辺にはお土産物店も並び、お菓子や可愛らしい雑貨などが販売されていました。

 

日も落ちて薄暗くなってきた頃、ホテルに到着しました。1日目の宿泊は天然温泉八雲の湯・ドーミーイン出雲さんにお世話になりました。

出雲駅から徒歩約1分の好立地に建つドーミーイン出雲さんには、天然温泉大浴場・サウナがあり、湯上り処にはアイスの無料サービスもあります🍧


チェックイン後、近隣の居酒屋・魚鮮水産さんで自由夕食にしました。魚鮮水産さんの入り口には、出雲大社を模した注連縄が飾られていました😊

席のみ事前予約しており、お料理は各自お好きなものを注文して召し上がっていただきました。地酒や新鮮な魚介類、島根名物しじみ汁、デザートなどを楽しまれていました。


ホテルに戻ると、21:30から夜鳴きそばのサービスがありました🍜23:00までは館内1階のダイニングで提供され、以降はカップラーメンをいただいてお部屋で食べることができます。

 

朝食はバイキングでした。出雲そばなどのご当地料理や、目の前で調理してもらえるライブキッチンもありました🍴

 

2日目の出発は8:30の予定でしたが、10分ほど早めて、万九千神社に立ち寄りました。

万九千神社(まんくせんじんじゃ)は、出雲大社での神在祭を終えた神様たちが、最後に訪れ宴会を行う場所と言われています。ちょうど12/8は神様が帰られる日で、神事が行われていたため、拝殿の奥の扉が開かれ、ご神体の岩を正面から拝むことができるようになっていました。


境内には至る所にねずみの石像があり、宴をしているねずみや、勉強しているねずみなど、どれも可愛らしい表情をしていました🐭

伊勢神宮の方角への参拝所もありました👏


露店もたくさん出店されており、くりまんじゅうとよばれる栗型のおやきや、お花屋さんも来ていました。


次に向かったのは、松江城です🏯

松江城は、日本で現存する12の天守の1つで、国宝に指定されています。別名・千鳥城ともよばれます。

案内ガイドさんに同行いただきながら3班に分かれて見学させていただきました。天守内に井戸があり、かつては深さ約24mありましたが、現在は半分埋められているそうです。名古屋城や浜松城にも天守内に井戸がありましたが、現存しているのは松江城のみです。

お城の1番上まで上ると、宍道湖や雪をかぶった白い大山など、冬ならではの美しい景色が見えました。


お次は約5分ほど移動し、塩見縄手を訪れました。

塩見縄手は、武家屋敷風の家が堀に面して軒を連ね、松江市伝統美観地区にも指定されています。名前の由来は、このほぼ中央に、松江藩中老の塩見小兵衛の屋敷があったためで、縄手とは平地などに細く延びる一本道のことなんだそうです。


まずは小泉八雲旧居を見学しました。

小泉八雲旧居は、新聞記者・作家としてご活躍された小泉八雲さんが新婚時代の明治24年6月~11月の5か月間、奥様と暮らした家です。建物やお庭が当時のまま保存され、中に入って見学することができます。書斎として使っていた部屋には愛用されていた机と椅子のレプリカがあり、実際に座ることもできました。

旧居に隣接する小泉八雲記念館では、シアターやパネル展示を通して、生涯を知ることができます。

小泉八雲さんは、「耳なし芳一」や「雪女」などの日本の怪談を著書を通して海外へ発信されました。生まれはギリシャですが、アメリカに渡りジャーナリストとなられ、1885年のニューオーリンズ万博で日本文化に出会ったことがきっかけで、1890年、40歳の時に来日されました。島根県とは縁が深く、松江市では島根県尋常中学校の英語教師をされ、外国人として初めて出雲大社の御本殿にも招かれました。

小泉八雲さんの写真はほとんどが左向きで横顔しか写っていませんが、それは、16歳の時にクリケットをしていて左目にボールが当たり失明してしまい、以後、写真はすべてお顔の右側しか見えないように撮影されていたからだそうです。

 

お次は由志園を訪れました。

由志園さんは、高麗人参で有名な大根島にある美しい日本庭園です。園内には1年中ボタンの花を楽しめるボタン園や、料亭、カフェなどがあります。

到着するとまずは高麗人参茶を試飲させていただきました。程よい苦みが癖になるようなお味でした🍵


昼食は、団体向けの料亭「菖蒲」を利用させていただきました。庭園が見える大きな窓のあるお座敷でした。お料理は重箱や籠に小皿が並べられた和食膳で、カニ身などを乗せていただくご飯は、1杯目はそのまま、2杯目はだし汁をかけてお茶漬けのようにいただけるようになっていました。美しい庭園を眺めながら、優雅なひと時を過ごしました😌


昼食後は、庭園内を散策しました。池には15分間隔で霧が放出され、雲海が演出されていました。


ボタン園では、ピンクや白、黄色など色とりどりのボタンがとてもきれいでした✿

雑貨屋さんでは、和物雑貨やスカーフなどが売っており、お買物も楽しまれていました。

 

続いて向かったのは、足立美術館です。

足立美術館さんは、アメリカの雑誌が発表している日本庭園ランキングで20年連続1位に選出された、美しい庭園が有名です。庭園に立ち入りはできませんが、館内に庭を眺められるスポットがたくさんあり、窓からちょうど絵画や掛け軸のように見える仕掛けがされていました。

日々、細部までこだわって整備・調整されている庭は、木の高さも計算され、必要に応じて植え替えもされているそうです🌳


美術館には、横山大観の絵画や北大路魯山人の陶芸などが展示されていました。

約2時間たっぷり時間を取り、ゆったりじっくり見て回りました。館内にはカフェも2か所併設されていました。

 

以上で2日目も無事に観光を終了し、お宿へ向かいました。2日目の宿泊は、玉造温泉・佳翠苑皆美(かすいえんみなみ)さんにお世話になりました。

チェックインを済ませると、スタッフさんが客室まで同行してご案内してくださり、客室内では館内についてご丁寧にご説明をしていただきました。お茶菓子も充実しており、おせんべいやお餅など4種類も用意してありました🍘

 

館内には大浴場が2か所あり、足湯や手湯、源泉に浸したタオルを顔に当てられる美顔入浴コーナーまでありました♨日本で最古の歴史を持つ玉造温泉の泉質は、無味・無臭の低張性弱アルカリ性高温泉で、美肌と健康に高い効果を持つ“神の湯”と称されます。保湿効果も高く、お肌に潤いのヴェールをかけたようなしっとり感が得られます。


夕食はお膳でした。カニの半身や鯛鍋🐟、牛陶板焼きなどが付いており、お皿や盛り付けもおしゃれで、楽器の形をしたお皿などが使われていました🎸どれもお出汁が効いていて、お客様にも大好評でした。デザートはわらび餅・甘柿・スイートポテトの3種も付いていました😋

 

松江市といえば、お茶の産地としても知られます。皆美さんの館内にはお茶サロンがあり、数種類のお茶が飲み放題でした🍵桑茶や生姜茶、レモン緑茶などたくさんの種類があり、飲み比べも楽しめました。

 

朝食は和洋約50種類のバイキングでした🍴名物・宍道湖のしじみ汁は、ほっとするような美味しさでした😄


2日間出雲を満喫し、最終日はまっすぐ宮城へ帰ってきました🛫

帰りの機内では、機長さんがマメにアナウンスしてくださり、現在地や窓から見える景色などを教えてくださいました。帰りも富士山がきれいに見えました🏔

 

仙台空港には予定より早く、お昼前に到着しました。空港内で各自昼食を取ってから、13:00過ぎ頃に新栄観光さんのお迎えのバスに乗り、14:30頃に登米市役所前へ帰ってまいりました。ご参加いただいた皆様、長旅大変お疲れ様でございました。

 

今回を持ちまして、2023年のツアーはすべて終了となりました。今年1年のご愛顧に心より御礼申し上げます。

年明けは、1/24(水)出発「大相撲1月場所マスB席観戦と小江戸・佐原」、1/20(土)日帰り「鹽竈神社で初詣」の催行が決定しております。2024年も変わらぬご愛顧を賜りますよう何卒お願い申し上げます。


年の瀬が迫りお忙しい時期かと存じますが、お体ご自愛いただき、良いお年をお迎えくださいませ。

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